海岸落葉球根草有毒(根)
北限と言われる天神島のハマユウ。 2003.8.2. 神奈川県 |
分布 | 関東以西/四国/九州 |
花期 | 7〜9月 |
別名 | ハマユウ(浜木綿) |
RDB(環境省) | 記載なし |
RDB(千葉) | 最重要保護生物(A) |
掲載図鑑 | ||
日本の野草(山と渓谷社) | 600/601 | |
野に咲く花(山と渓谷社) | 417 |
葉がオモトに似ていて海岸に生えるので、ハマオモトといいます。別名のハマユウは鱗茎(球根)が白いのを木綿に見立てたものです。
夏に香りのいい白い花を多数つけます。花火のような花は人気があり庭に植えられることもあります。似た種類にインドハマユウがありますが、花はどちらかというとテッポウユリのようなので区別が付きます。
横須賀市の天神島のものが北限と言われていますが、千葉県のRDBには記載があります。なお、2003年5月に発表された千葉県レッドリストでは要保護生物から最重要保護生物にランクアップされています。もはや自生が無くなるのも時間の問題かもしれません。