湿地夏緑多年草
別名 | ||
分布 | 北海道/本州/四国/九州 | |
花期 | 7〜9月 | |
環境省RDB | 記載なし | |
千葉県評価 | 保護留意(E) | |
詳細分類 | ||
異説など | ||
掲載図鑑 | ||
千葉県植物誌 | 394/398/1009 | |
日本の野生植物 草本2 |
265 | |
日本の野草 | 325 | |
野に咲く花 | 216 | |
山に咲く花 | 212 | |
名前ほど花は赤くなく、薄いピンク。まれに白花もあると言うが、私はまだ会っていない。 2004.9.19 埼玉県 |
アカバナを流山で見るようになってまだあまり経っていない。と言うより完全に見逃していたようである。いざ探し出すと、あちこちで見るようになり、案外多い植物なのがわかった。写真のコメントにもあるとおり、前から名前の由来を疑問に思っていた。染め物に使うわけでもなく、こんな花の色なのになぜアカバナなのだろうと。最近発行された野草の名前と言う本(未購入)に葉が紅葉し(すなわち「赤葉」)山菜として利用する(すなわち「菜」)から「赤葉菜」となりいつの間にか赤花となったというのだ。確かにこの説なら納得できるが、赤花を山菜として利用するという話は未だに聞いたことがない。
まだまだ謎を呼びそうだが、秋の紅葉は確かに美しく、晩秋に風に乗せて種をとばす様もなかなか風情がある。目立たない植物ながら、観察を続けると意外と楽しめそうだ。
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