林下多年草腐生植物
別名 | ギンリョウソウモドキ(銀竜草擬)/ユウレイタケモドキ(幽霊茸擬)/ユウレイソウモドキ | |
分布 | 本州/四国/九州 | |
花期 | 8〜9月 | |
環境省RDB | 記載なし | |
千葉県評価 | 一般保護(D) | |
埼玉県RDB | 絶滅危惧IB(EN) | |
詳細分類 | イチヤクソウ科ギンリョウソウ亜科(千葉県植物誌) | |
異説など | クロンキストではシャクジョウソウ科としてイチヤクソウ科と独立させる。また最近ではツツジ科に合一させる考えもある。 和名はYlist標準はギンリョウソウモドキだが、千葉県植物誌にしたがった。 |
|
掲載図鑑 | ||
千葉県植物誌 | 418/431/1013 | |
日本の野生植物 草本3 |
6 | |
山に咲く花 | 189 ※ギンリョウソウモドキで記載 |
|
地元の自然保護団体の方の案内で場所を教えてもらった。はじめて見る見事な群生で将来にわたって残していきたいものだ。 2005/09/04 千葉県 |
細菌との共生により生活し、葉緑素を持たない植物を腐生植物という。全く緑を持たないため、キノコと間違えられることもしばしば。腐生植物に出会うためには運が必要だ。有りそうだという場所をあたってみても花期に行かないと出会えないことが多い。むしろ果期に探しておいて開花期に向かうというのが間違えなく会える方法だろう。
今回の撮影は、地元の自然保護団体の案内で春にここにアキノギンリョウソウが有ると教えてもらったから撮影できた。このときはすでに種子散布をすませ、黒くなったアキノギンリョウソウの姿があり、とても開花期の真っ白な姿を想像することは難しい。
夏の終わり、この場所をたずねてみると地面から数本、にょきにょきと伸びるアキノギンリョウソウの姿が見られた。だがまだ早い。9月のはじめ、もう一度たずねると見事な姿のアキノギンリョウソウに出会うことができた。初夏に飯能や筑波山でギンリョウソウには出会っているが確かにそっくり。ただ違う点もある。開花期以外に、花がほぼ下を向き花の中心を見ることができない、果実は刮ハ等々。面白い植物だが、2005年の撮影の際にはおのおののパーツを撮影していないことに今更ながら気づいた。今年あう際には是非これらのパーツを押さえることにしよう。
TOP | 果期 |