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アマナ甘菜

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*=Tulipa edulis (Miq.) Baker
ユリ科アマナ属
アマナ 花のアップ 別名 ムギグワイ(麦慈姑)
分布 本州/四国/九州
花期 3〜5月
環境省RDB 記載なし
千葉県評価 要保護(C)
埼玉県RDB 絶滅危惧II類
詳細分類 ユリ亜科
異説など 従来はTulipa(チューリップ)属に入れられていたが苞葉の存在と葉が対生する点で現在は別属とされる。
ユリ科細分化説でもユリ科になる。
掲載図鑑
千葉県植物誌 682/688/1053/1137
日本の野生植物
草本1
38
日本の野草 *で記載
野に咲く花 422*で記載
野草の名前 春 18/19
千葉県植物
ハンドブック
158
 
  
地元でも存在を知りながら開花株に出会ったことがない。そのうち地元からは消え失せて・・・。
各地で減っているらしい。
2005/04/05 茨城県

植物に興味を持つようになった頃から探していた植物の一つ。正確にはアマナ自体は確認していたのだが、開花しているのを見たのは2004年のことである。あるサイトの情報をもとに正確な場所を勘で探し出し、ついに撮影に至った。なくなりつつあるというのが信じられないほどの群落で、思わず息をのんだ。
根が甘く食べられることからアマナという。属名もAmanaで和名がもとになっている。日本語がもとになった属名は珍しいが、不思議なことにアケビ(Akebia)やアズキ(Azukia 現在はsyn)のように不思議なことに「ア」で始まるものが多い。
当初チューリップの仲間とされてきたが、葉の付き方や花茎の苞葉の存在から現在は独立属とするのが一般的。調査が進むにつれて学名などは変わることがあるが、せめてこの日本語学名だけは長く残って欲しいものだ。

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