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ハッカ薄荷

Mentha arvensis L. var. piperascens Malinv. oNLINE植物アルバム   のページへ
*=Mentha canadensis L. var. piperascens (Malinv. ex Holmes) H.Hara
シソ科Lamiaceaeハッカ属 
ハッカ 花のアップ 別名
分布 北海道/本州/四国/九州
花期 8〜10月
環境省RDB(00/07) 記載なし
千葉県ランク(04/09) 保護留意(E)
埼玉県RDB 記載なし
詳細分類 オドリコソウ亜科(日本の野生植物)
異説など 一般的にはヨウシュハッカの変種とされるが、Ylistでは*の学名を標準としている。
掲載図鑑
千葉県植物誌 499/503/1025
日本の野生植物 草本3 84/PL71-3
野に咲く花 164
千葉県植物ハンドブック 122/123
野に咲く花 164
千葉県植物ハンドブック 122/123
植物分類表 209
  
 
 
  
 
 
 
花のアップ。萼歯の形状が基準変種ヨウシュハッカとの区別のポイントで、こちらは細長い。ヨウシュハッカは萼歯がほぼ正三角形なのでそれが確認できれば区別可能、といいたいところなのだが両者の雑種が各地で確認されているそうだ。
2008/09/05 千葉県

ハッカの香りになれたのはいつのころだろうか。子どものころはハッカやニッキといったきつい香りには顔をしかめたものだが、気がつけばなんの問題もなく使用している。子供の方が味覚は敏感だというから鈍ってきつく感じなくなったのか、あるいは単純に大人の味に慣れたのか。
西洋のものが入るまではメントールをとる目的でかなり栽培されていたそうだ。もちろんごく普通の植物として在野にもみられたようなのだが、環境の変化でかなり減ってきたという。地元でも生えている場所はそんなにはないのだが、環境が合うとかなり群生する。そんな場所はハッカのにおいがぷんぷんするのだが幸いなことに子どものころには自生する場所を確認していなかったので、いやな思いをすることはなかった。
湿原の現象により、ハッカも絶滅危惧予備軍になってきた。もともと地元では数は見ていないのだが、いつの間にか無くなってしまうことのない容見守っていきたい。

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