野原つる性1年草雌雄異種薬用(漢方)

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カナムグラ鉄葎

Humulus japonicus Sieb. et Zucc. oNLINE植物アルバム カナムグラへ
*=Humulus scandens (Lour.) Merr.
アサ科カラハナソウ属
カナムグラ 雄花 別名 リッソウ(律草:漢方名)
ヤエムグラ(古名)
分布 日本全土
花期 8〜10月
環境省RDB 記載なし
千葉県評価 保護留意(E)
異説など かつてはクワ科に入れられていたが、クロンキストでは乳管がない仲間をアサ科として独立させている。千植誌もこの説を採用したため、本項はアサ科で記載する。
なお、Ylistでは現在の標準学名は*になる。
掲載図鑑
千葉県植物誌 116/112/927/966
日本の野生植物
草本2
1
日本の野草 556
※クワ科で記載
野に咲く花 385
※クワ科で記載
 
 
 
  
雄花。藪を作る嫌われ者も、花だけを見るとなかなか面白い。
2003/09/05 千葉県

ごく普通に生えるつる性の1年草。茎に細かいとげがあり、これでほかの草に引っかかって伸びる。藪を作る雑草の一つ。
百人一首などで謡われる「八重葎(やえむぐら)」はこの草のことだという説がある。確かにヤエムグラのようなせいぜい20センチ程度の草が茂れる宿というのは想像が付かないが、これなら藪を作るし情景もぴったり。
藪を覆い隠し、マント群落と呼ばれる群落を作る植物として知られている。

カナムグラ top カナムグラ 雌花 カナムグラ 葉の様子
TOP 雌花 葉の様子

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