野原越年草帰化食用(春の七草)/薬用(全体)
別名 | ハコベ ハコベラ |
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分布 | 日本全土(ユーラシア原産) | |
花期 | 1〜9月 | |
環境省RDB | 記載なし | |
千葉県評価 | 一般(F) | |
埼玉県RDB | 記載なし | |
詳細分類 | ||
異説など | ||
掲載図鑑 | ||
千葉県植物誌 | 155-6/173/928/972 | |
日本の野生植物 草本2 |
37 | |
日本の野草 | 519 ※ハコベで記載 |
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野に咲く花 | 344 | |
野草の名前 春 | 255 ※ハコベで記載 |
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千葉県植物 ハンドブック |
48/49 | |
ミドリハコベとの区別はかなり難しい。正確なところは1mmほどの種子を拡大しないと分からない。 2006/01/12 千葉県 |
いわゆる春の七草の「ハコベラ」の一つである。古くに帰化したと考えられているが在来のミドリハコベと非常によく似ているので普通はまず区別がつかないと思っていい。茎が紫である、萼が花弁より長いなど、様々なサイトで書かれているが、正確なところはこの点では分からない。お互いの特徴を持つものがあるためで、ひょっとすると今あるものはほとんどこれらの雑種起源ではないかと思うほどだ。雄しべが4本以下ならまず確実にコハコベと言えるが、それ以外は種子をルーペで見て背面に突起の形状で見るしかない。突起が円錐形で目立てばミドリハコベ、低い半球状で目立たなければコハコベ。実際に撮影の個体もこの点で同定した。今、何とかこの違いを撮れないかといろいろ試行錯誤をしているが、クローズアップレンズの多重重ねぐらいしか今のところできそうにない。成功したら掲載しよう。
ところで、最近はこの突起が中途半端な個体を確認している。雑種かも知れないが、そもそもこの2種の特徴の混乱ぶりからすると先述の通り、どれもこれも雑種に見えてきてしまう。専門的な研究が必要なのかも知れない。
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