森林、山地落葉藤本雌雄異種薬用(漢方)/食用
別名 | ||
分布 | 北海道/本州/四国/九州 | |
花期 | 6〜7月 | |
環境省RDB | 記載なし | |
千葉県評価 | 一般保護(D) | |
異説など | 属和名がサルナシ属と記載される場合もある。(千植誌など) | |
掲載図鑑 | ||
千葉県植物誌 | 212/214/215/647 ※サルナシ属で記載 |
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日本の野生植物 木本 |
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樹に咲く花 離弁花2 |
160/161 | |
かなり高いところまで蔓を伸ばすため、撮影は難しいことが多いが、中には背の高さで撮影できる場合もある。この花は雄花。 2004/06/19 茨城県 |
「猫にマタタビ」という言葉がある。いわゆる猫がこの枝を好み陶酔状態に陥るからついたというが、今のところ試したことはない。写真のコメントにも書いたとおりかなり上の方までツルを伸ばすため、撮影するためには望遠レンズが必要な場合が少なくないが、若い株を見つけるとこの通り簡単に撮影できる。ただし、花はほとんど下向きなので、無理な市政を強いられる場合が多いが。
マタタビという名は、旅人がこの実を食べると元気が出てまた旅ができるからと言われ、漢方では古くから強壮薬として使われてきた。実は軽い辛みがあり、塩漬けとして加工されるほか乾燥したものは薬酒として利用される。
開花期には葉が粉白色に染まり、遠くからもマタタビがあることが判別できる。この特徴はドクダミ科のハンゲショウにもあるが、つる性でかなり高いところまで伸びることから間違えることはない。葉が白くなるのは虫を呼び寄せるためと言われ、この色が蜜があることをしめす印らしい。
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