山野落葉低木食用(実)
別名 | カントウナツグミ (関東夏茱萸) マルバナツグミ ホソバナツグミ |
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分布 | 北海道(南部)/本州(福島〜静岡の太平洋側) | |
花期 | 4〜5月 | |
環境省RDB | 記載なし | |
千葉県評価 | 保護留意(E) | |
異説など | 葉の細い本種をホソバナツグミvar. multiflora f. multifloraとし、低地に生える葉が太いタイプをマルバナツグミf. orbiculata (Makino) Arakiとする学説もある。中間的な形態のものもあることから本項は同一種として掲載する。 | |
掲載図鑑 | ||
千葉県植物誌 | 374/381/1005 | |
日本の野生植物 木本 |
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樹に咲く花 離弁花2 |
562/563/583 ※Var. oribiculataで記載 |
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グミの仲間の中では比較的大きくなるタイプで4mに達することもある。観測所のものはニッコウナツグミを疑っていたのだが、詳細な検討の結果ナツグミと言うことになった。 2003/05/04 茨城県 |
昔、我が家にもビックリグミがあったが、甘さと共に感じた渋みがいやですぐに嫌いになった記憶がある。今食べたら一体どんな感慨がわくのか、ちょっと興味のあるところ。
冒頭のタイトルラインが青なので、ちょっと驚かれる向きもあるかもしれない(そういえばまだタイトルラインの色の説明をしてないな(笑))。見た感じはどう見ても花弁がくっつき合弁花に見えるが、実はこの花弁に見えるのはすべて萼。グミ科の植物に花弁はないのだ。この仲間は萼にも葉、茎にも鱗状毛または星状毛が密生するので、一度見ればまずほかの植物と見間違えることはない。
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