野原一年草帰化?/史前帰化?
別名 | ハルノノゲシ(春の野罌粟) ケシアザミ(芥子薊) |
|
分布 | 日本全土 | |
花期 | 3〜10月 | |
環境省RDB | 記載なし | |
千葉県評価 | 一般(F) | |
埼玉県RDB | 記載なし | |
詳細分類 | タンポポ亜科(千葉県植物誌)またはタンポポ連(日本の野生植物) | |
異説など | ヨーロッパ南部原産で古い時代に帰化したと考えられている。稲作と共に帰化した(史前帰化)かどうかは分からない。 | |
掲載図鑑 | ||
千葉県植物誌 | 638/647/940/1046 | |
日本の野生植物 草本3 |
227 | |
日本の野草 | 120/121 ※ハチジョウナ属 /ハルノノゲシで掲載 |
|
野に咲く花 | 110 | |
野草の名前 春 | 248 | |
全てが舌状花で、数多くの花の集合体。タンポポ亜科の植物は全て舌状花の頭花だが、キク亜科は様々なタイプがある。 2005/11/28 千葉県 |
ノゲシという名は江戸時代に渡来したアザミゲシという植物の葉に似ていることからつけられたと言われる。(野草の名前)だが、実際はもっと古くからある花であり、私は別の理由があるのではないか、と見ているが今のところ自分を納得させる理由が無い。
別名にあるとおり本来は春の花だが、実際には秋口まで花が見られる。開花には温度以外はあまり関係しないらしい。最近は舌状花が白〜薄黄色のウスジロノゲシと呼ばれるタイプが増えてきており、こちらは最近帰化したものではないかという説もある。
よく見かける花だが、似たものにオニノゲシというのもある。こちらは葉にトゲがありやや片目で触ると痛い点、葉の基部が丸みを帯びる点などで異なる。また、ちょうど2つの中間と思われるタイプもあり、アイノゲシの和名が与えられている。2種の雑種と考えられているが今のところはっきりしたことは分からない。千葉県ではまだ確認されていないと言うが、似たものは県内で確認している。撮影も採取もしていないので、はっきりしたことは今のところ分からない。2006年の課題の一つだ。
TOP | 開花前と開花後 | 葉 | 痩果 | ロゼット | ウスジロノゲシ |