湿地/河川敷落葉多年草

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サクラオグルマ佐倉小車

Inula x yosezatoana Makino, nom. nud. oNLINE植物アルバム サクラオグルマのページへ
キク科オグルマ属
サクラオグルマ 頭花 別名
分布 現在のところ報告は千葉県のみ(オグルマ/ホソバオグルマの混生地に発見される可能性がある。この場合本州/九州)
花期 7〜8月
環境省RDB 記載なし
千葉県評価 要保護(C)
詳細分類 本種はキク亜科 サワギク(キオン)連(千葉県植物誌)またはキオン族(日本の野生植物)とされる。
異説など
掲載図鑑
千葉県植物誌 608/613/1041
 
 
 
 
  
今のところ千葉県固有種。オグルマとホソバオグルマの混生する場所に発見される可能性が高い。
この年は秋の天候不順の影響でほかの自生地では枯れかけているのに、この場所ではなぜか一部の株が花をつけていた。
2004/10/27 千葉県

犬も歩けば棒に当る、と言う言葉がある。このサクラオグルマとの出会いはまさにこの言葉がぴったりで、たまたま歩いていたら目に入ってきた。その後、数カ所で自生を確認したが、いずれも数はそんなに多くはない。
牧野富太郎博士が千葉県佐倉市で発見したためこの名があるが、正式な発表がなぜかなされていないため、今でもこの学名は裸名である。のちにオグルマとホソバオグルマの雑種の可能性が考えられ、雑種の意味のxが付加された。
両種の中間的形態で、ホソバオグルマのように夏から秋に未開花株がロゼットを形成し、茎は赤褐色を帯び、またオグルマのように葉はわずかに茎を抱く。
今年は発見したのが8月の半ばなので、時期はすでに遅かったが、来年は満開の状態を見てみたいものだ。

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