野原落葉多年草帰化

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シロツメクサ白詰め草

Trifolium repens L.
マメ科シャジクソウ属
シロツメクサ 花 別名 オランダゲンゲ
クローバー
ホワイトクローバー
分布 ヨーロッパ原産
花期 5〜7月
環境省RDB 記載なし
千葉県評価 一般有害(G)
異説など 細かい分類はマメ亜科
掲載図鑑
千葉県植物誌 311/319/932/956
日本の野生植物
草本2
195
日本の帰化植物 Pl50-1/120〜121
日本の野草 394/395
野に咲く花 266
帰化植物写真
図鑑
151/499
 
 
 
 
  
一般にクローバーと言えばこの花をさす。実際には数多くのクローバーが日本に帰化しているが、もっとも目立ち、もっとも親しみのあるもの。下の方の花は受粉が終わっているので、下を向いている。
2004/05/03 群馬県

幸せを呼ぶといわれる四つ葉のクローバーを探して押し葉にしている人はかなり多いと思うが、確かに珍しいので、効果はあるのかもしれない。この仲間の属名もこの3枚の葉が出る点をあらわしたもので、この仲間はすべて三出複葉となっている。4枚出ているものは奇形の一種でまれに5枚以上出ているもの、一株すべてが4枚のものなど様々あるが数は少ない。久しぶりに探してみるのも面白いかもしれない。
ところでこの花の和名だが、詰め草というのはガラスなどを運ぶときの緩衝材として入れられた乾燥した草のことで、江戸時代オランダから輸入されたガラス器の中に詰め込まれ、その中の種が芽生え定着したとされる。別名のオランダゲンゲはこの点からの命名。
この仲間の帰化植物はほとんどが「詰め草」の名で呼ばれるが実際に詰め草として入ってきたのはこのシロツメクサだけらしい。ほかはほとんどが牧草由来でほとんどが逸出帰化とされている。

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