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林下夏緑?多年草腐生植物

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タシロラン田代蘭

Epipogium japonicumMakino oNLINE植物アルバム タシロランのページへ
ラン科Orchidaceaeトラキチラン属 
タシロラン 花 7019466 別名
分布 関東地方以西
花期 6〜7月
環境省RDB(00/07) 準絶滅危惧(NT)
/準絶滅危惧(NT)
千葉県ランク(04/09) 要保護(C)
埼玉県RDB 絶滅危惧IA類(CR)
詳細分類 ラン亜科サカネラン連
(日本の野生植物)
異説など
掲載図鑑
千葉県植物誌 917/907/1086
日本の野生植物 草本1 202/PL183-3
山に咲く花 402
千葉県植物ハンドブック 204
レッドデータプランツ 441
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2007年に撮影に行ったときは望遠レンズを使ってようやく撮影できるところしかわからなかったが、2年目のこの年は目の前に生えている場所を見つけた。といっても1m弱離れている。300mmでF16 1/250秒、てっきりフラッシュかと思ったらISO800だった。手持ちでこれだけとれればすごいと言える。
2008/07/01 東京都

腐生蘭の一種。本来冒頭のインデックスは夏に葉があるので夏緑となるわけだが、葉緑体をまったく持たないこの仲間にこの表現は正しいのかどうか、故に?をつけて掲載した。
ここは結構有名な場所で、地元の人たちの散歩エリアでもある。にもかかわらずこの花に興味を持つ人はまれだ。地元の散歩タイムに撮影していると変な目で見られ、まさかこれが蘭だと気づく人は少ない。シュンランやエビネが見つかったそばから持って行かれるのに比べるとえらい違いだ。もっともこの蘭は菌との共生でしか生きていけないので、もってってどうなるわけでもなく、林下に林立する幽霊のような蘭を愛でる人間も少ないだろう。
名前は発見者、田代善太郎氏に由来する。トラキチラン属の在来種はすべて発見者の名前がつけられており、トラキチランは神山虎吉氏、アオキランは青木信光氏に由来し、いずれも発見から100年ほどしかたっていない。昔の人もこの不気味に見える蘭たちに注意を払わず、キノコか何かと思っていたのだろう。

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