海岸(汽水環境の干潟)1年草/越年草

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ウラギク浦菊

Aster tripolium L. oNLINE植物アルバム ウラギクのページへ
キク科シオン属
ウラギク 頭花のアップ 別名 ハマシオン(浜紫苑)
分布 北海道/本州/四国/九州
花期 8〜11月
環境省RDB 絶滅危惧II類(VU)
千葉県評価 要保護(C)
詳細分類 キク亜科コンギク連(シオン族)シオン属ウラギク節
かっこ内は日本の野生植物
異説など ウラギク属として独立させる説もあるが、一般的ではない。
掲載図鑑
千葉県植物誌 586/598/1039
日本の野生植物
草本3
194
日本の野草 47/PL166-1
野に咲く花 44
 
 
 
 
  
この年は台風の当たり年で関東直撃も2つ来ているためすべての株が倒れていた。やっと探した花もこんな感じ。頭花の径はおよそ2cm。
2004/11/13 千葉県

出会うのにあこがれている花がいくつかある。ウラギクもその一つ。ほとんどの植物が敬遠する塩のかぶるような干潟にすっと茎を伸ばし、薄紫の花をつける。そんなあこがれの花だが、千葉県では生息範囲が限られ、なかなか会いに行くことができなかった。
今回時間を作り見に行ったものの、1回目は発見できず、2回目、本当に潮をかぶるあたりまで行ってようやく数本確認できた。2004年は台風の当たり年で、茎を立てている個体は一本も見つからず、みな地面に倒れていた。それでもようやく開花した個体を見つけ、この写真になった。来年の再会を期し、豊かな自然を謳歌するようなたくさんのかにたちに見送られ、干潟をあとにした。

ウラギク top ウラギク 総苞の様子 ウラギク 冠毛 ウラギク 葉の様子
TOP 総苞 冠毛

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