野原夏緑多年草(球根)

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ヤマラッキョウ山辣韮

Allium thunbergii G.Don oNLINE植物アルバム ヤマラッキョウのページへ
ユリ科ネギ属
ヤマラッキョウ 花の拡大 別名
分布 本州(福島以南)/四国/九州
沖縄
花期 9〜10月
環境省RDB 記載なし
千葉県評価 一般保護(D)
詳細分類 ネギ亜科
異説など ユリ科を細分化する場合はネギ科となる。
掲載図鑑
千葉県植物誌 680/686/1052
日本の野生植物
草本1
36
日本の野草 616
山に咲く花 448
 
 
 
 
  
ピンクの花がなかなかかわいらしい。花茎の先に球状に花をつけ下から先上がっていく。
2004/11/02 千葉県

ヤマラッキョウらしきものがあるとの連絡を受けたのは10月の末頃。写真を見るとなるほどヤマラッキョウに似ているがラッキョウの逸出の可能性も捨てきれない。そこで、葉の形を確認して欲しいと連絡し、断面が三稜形と言うことでヤマラッキョウと言うことになった。ただ、生えている場所がかなり変である。まず、山じゃない。しかも河川敷で、状況によっては常時湿っているような場所で、本来ならありえないと言い切れる場所である。そんなわけで本来の自生じゃないのかとも疑いたくなってくるが、状況からするとまず自生と考えて間違いなさそうだ。
この場所はほかに数多くの珍種が見つかっており、まだ確認は取れていないが、千葉県では絶滅したものがある可能性も出てきた。そうなるとこの場所もやはり立ち入りを制限するなどをするしかないのかもしれない。悲しいかな、愛好家というのはそういうものを求めるものなのだ。

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