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ヨウラクラン瓔珞蘭

Oberonia japonica (Maxim.) Makino oNLINE植物アルバム ヨウラクランのページへ
ラン科ヨウラクラン属 
ヨウラクラン 花穂 6086040 別名
分布 本州(宮城県/福井県以南)四国/九州/沖縄
花期 5〜7月
環境省RDB(00/07) 記載なし
千葉県ランク(04/09) 要保護(C)
埼玉県RDB 絶滅危惧IB類(EN)
詳細分類 ラン亜科ラン連
(日本の野生植物)
異説など
掲載図鑑
千葉県植物誌 908/919/1087
日本の野生植物 草本1 221/PL200-1
山に咲く花 394
野草の名前 春 345
千葉県植物ハンドブック 208
 
 
 
 
 
   
とにかく小さな花。最初に見た場所は遙か頭上で、とてもこんな風にはとれなかった。花の直径は1mm前後といったところか。この大きさでもちゃんとランの形をしているのはすごい。
2008/06/10 千葉県

瓔珞(ようらく)とは仏像などの上についている飾りとのことという。立派な仏像じゃないとついていないのか、私自身は見た記憶があまりないのだが、瓔珞を写真で見るとなるほどこのランの特徴をよく表している。樹上からオレンジの花穂を垂らした姿は垂らした姿はまさに瓔珞。うまい名前をつけるものだ。
最初に教えてもらった場所は樫の木の幹で、軽く5mを越えるところ。脚立でもないと撮影は不可能。おまけに花が小さすぎて、最初の逢瀬は200mm望遠でも花の形はおろか、存在がわかる程度だった。おまけにその場所、現在は立ち入り禁止。
今回の撮影は別の仲間に探してもらった場所で比較的低いところ。おかげで初めてこの花の詳細を観察することができた。普通この手の花は何かしら構造を省略していると考えていたが、唇弁は当然蘂柱までもはっきり確認できる。ある意味驚異的で興味深い。今度はこの小さな花のクローズアップを是非撮影したいものだ。

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