湿地夏緑多年草有毒(根)
別名 | ダルマソウ(達磨草) | |
分布 | 北海道/本州 | |
花期 | 2〜5月 | |
環境省RDB | 記載なし | |
千葉県評価 | 採集記録なし | |
詳細分類 | ||
異説など | ||
掲載図鑑 | ||
日本の野生植物 草本1 |
138 | |
日本の野草 | ||
山に咲く花 | 484 | |
とある掲示板で栃木県にある自生地を教えてもらい、撮影に赴いた。農家の敷地内で、開花の時期だけ限定公開されている。望遠が効かないカメラのため、今回はトリミング。 2005/02/20 栃木県 |
花序の様子を座禅を組む僧侶に見立てたもの。ミズバショウほど有名ではなく、派手でもないが何か趣のある花である。チョコレート色の仏炎苞がどこか奥ゆかしさを感じさせるのかもしれない。そんな奥ゆかしさにいつか見てみたい花の一つだったが掲示板で自生地の情報を得ることができ、初の撮影となった。農家の敷地に木道を市が整備した場所で、小さいながらも2万株の自生があり、うち1割が花を咲かせているそうだ。したがって、無いように見えても実際には地中に眠っていることもあるので、木道からはずれて撮影することは現に慎んでもらいたい。今回は日曜と言うこともありアマチュアカメラマンが多くいたが看板が多くあるにもかかわらず木道からおりて撮影するものがいた。
日本にはザゼンソウ属の植物は3種類あるが、花の出るタイミングで簡単に見分けができる。
ザゼンソウ 花のあと葉が出る。
ヒメザゼンソウ 葉が展開してから花が咲く。開花時に葉が枯れていることもある。
ナベクラザゼンソウ 葉と花が同時展開する。
もっとも開花時期や葉や花などもかなり違うので、この点以外でも見分けはつきそうだが。
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