都市の植え込み一年草雌雄異花/帰化
別名 | ||
分布 | 地中海原産 | |
花期 | ||
環境省RDB | 記載なし | |
千葉県評価 | 採集記録なし ※2004年県内確認 |
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埼玉県RDB | 記載なし | |
詳細分類 | ||
異説など | ||
掲載図鑑 | ||
日本の野生植物 草本2 |
226 | |
日本の帰化植物 | 132 | |
帰化植物写真 図鑑 |
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千葉で最初に確認されたのはとなりの流山市。近場なので、是非とも確認したい。今回はいい写真じゃないので千葉の個体を近々撮影してくる。 2006/01/15 東京都 |
トウダイグサの仲間は非常に面白い花をつける。このチャボタイゲキ、一見すると三日月形の花弁を4つつけた花に見えるがこれは一つの花序。三日月形のものは花弁ではなく、雄花についた腺体と呼ばれる器官の付属体。しかもこれ一つ一つが、それぞれ雄花と言うことで、雌花はと言うと写真の上の方に子房と共にごろんとしている。これはトウダイグサ科独特なもので、トウダイグサ属、ニシキソウ属にみられる杯状花序と呼ばれるものだ。
チャボタイゲキは最近各地で報告されているが、小石川では園内の比較的限定されたところに完全に野生化している。この植物園は、コゴメイヌノフグリや南方系の在来種ながら園内のあちこちで帰化が確認されるツクシスミレなど、変わった帰化種を確認することができる。それも植えているわけではなく、完全な帰化状態で。いわゆる植物園ならではのものと、そうではない帰化植物たち。これらに出会える小石川は私のお気に入りのフィールドだ。
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