林下落葉宿根草
別名 | エゾスミレ(蝦夷菫) | |
分布 | 本州/四国/九州 | |
花期 | 4月上旬〜5月中旬 | |
環境省RDB | 記載なし | |
千葉県評価 | 保護留意(D) | |
異説など | 日本在来のスミレ科はスミレ属のみだがその関係で属の下をさらに細かく分ける学説がある。その場合、ミヤマスミレ節スミレ亜節となる。 | |
掲載図鑑 | ||
千葉県植物誌 | 378/385/1006 | |
日本の野生植物 草本2 |
247 | |
日本の野草 | 340 | |
山に咲く花 | 218 | |
日本のスミレ | 156〜7 | |
原色すみれ | 41 | |
複葉性のスミレのうち、関東では最も多く見られる種類。分類上はヒゴスミレの変種にされたりといろいろ紆余曲折をたどっているが、現在は固有種として定着している。千葉県内では採集記録がほとんど無く、状況がわからないためランクは保護留意となっている。 2004/04/15 東京都 |
日本には実に様々なスミレが自生しているが、複葉性のスミレはごくわずか。関東地方にはヒゴスミレとエイザンスミレが自生している。ヒゴスミレは園芸店で売られたものが野生化している(ただし在来種とは異なるらしい)場合が多いので比較的見かけるが、エイザンスミレはさすがに身近なものではない。すがすがしい香りを持つスミレの一つで見つけたら是非香りを楽しんで欲しい。
なお、一部地域に葉が単葉のものが存在し、ヒトツバエゾスミレと呼ばれている。
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