野原越年草史前帰化
別名 | サンガイグサ(三階草) | |
分布 | ||
花期 | 1〜5月 | |
環境省RDB | 記載なし | |
千葉県評価 | 一般(F) | |
埼玉県RDB | 記載なし | |
詳細分類 | オドリコソウ亜科 | |
異説など | ||
掲載図鑑 | ||
千葉県植物誌 | 508/511/1026 | |
日本の野生植物 草本3 |
90 | |
日本の野草 | 217 | |
野に咲く花 | 161 | |
野草の名前 春 | 302/303 | |
早いときには12月には咲き始める。拡大すると独特の構造が面白い。 2006/01/19 千葉県 |
花の少ない冬から春にかけて次々に花をつけるのがこのホトケノザだ。まだ寒いうちから咲き出し、かなり目立つので、たずね花の掲示板などではよく見かける。
葉の形を仏の座る蓮華座にたとえてこの名がある。葉の形は蓮の花の雰囲気があり、なるほどと感心してしまう。
よく勘違いされるのだが、春の七草で食用になるホトケノザはキク科のコオニタビラコで、この花ではない。こちらのホトケノザは筋張っていて食えたものではない。
5月頃まで開花、結実を繰り返すが、全ての蕾が咲くわけではなく閉鎖花となって無性生殖をする花も見られる。が、だからといってヒメオドリコソウのように爆発的に繁茂する、と言うわけではない。そこそこ群生することはあってもほかに広がっていくという雰囲気はあまりみられない。発芽率が悪いのか、散布するアリに食べられてしまうのか、その辺のところは私には良くわからない。
稲作と共に日本に入ったと言われ、早春の花として長い間親しまれてきた。これからも春の野で、咲き続けていってほしい花である。
TOP | 全体 | 葉と蕾 | 冬の状態 | シロバナ ホトケノザ |