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野原夏緑多年草
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イブキボウフウ伊吹防風
Libanotis coreana (H.Wolff) Kitag. |
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*1=Seseli libanotis (L.) Koch subsp. japonica H.Boiss. |
セリ科Apiaceaeイブキボウフウ属 |
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別名 |
タンナボウフウ |
分布 |
北海道/本州(近畿以東) |
花期 |
7〜10月 |
環境省RDB(00/07) |
記載なし |
千葉県ランク(04/09) |
要保護(C) |
埼玉県RDB |
記載なし |
詳細分類 |
セリ亜科セリ連 |
異説など |
千葉県植物誌では*を採用する。この学名は広義のイブキボウフウ属(Seseli)を細分化したもの。 |
掲載図鑑 |
千葉県植物誌 |
416/426/427/1012 |
日本の野生植物 草本2 |
284/PL260-2 |
山に咲く花 |
196 |
千葉県植物ハンドブック |
106 |
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ずいぶん前から知ってはいるもののオリジナルのイブキボウフウはこの場所が初めて。ハマイブキボウフウはかなり前に海岸線で出会っている。
2008/10/07 千葉県 |
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ボウフウとはセリ科の漢方薬の防風のことを指し、伊吹山ではじめに発見されたことからこの名がある。が、分布を見ればわかるとおり、伊吹山は分布の南限界に近い。むしろ北方系の植物といえるのだ。
最初に見たのは海岸で見たハマイブキボウフウの方だが内陸にあるこちらとあまり違いを感じられない。オリジナルの方が背が高く葉の裂片がとがるそうだが、千葉県植物誌では変異が多いことが記載されているので厳密な意味での区別が難しいのかもしれない。確かに並べてみれば葉の裂片や色、厚みは違うように見えるが。
なお、当初はハマイブキボウフウで掲載してきたが、県内の通常型を確認できたので、イブキボウフウにまとめて掲載することとした。
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