海岸夏緑多年草
Chrysanthemum yezoense Maek. | ![]() |
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キク科Asteraceaeキク属 | |||
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別名 | ||
分布 | 北海道/本州(茨城県以北) | ||
花期 | 10〜11月 | ||
環境省RDB (00/07) |
記載なし | ||
千葉県ランク(04/09) | 採集記録無し | ||
埼玉県RDB | 採集記録無し | ||
詳細分類 | キク亜科キク連(千葉県植物誌 日本の野生植物ではキク亜科キク族) | ||
異説など | |||
掲載図鑑 | |||
日本の野生植物 草本3 |
166/PL135-4 | ||
野に咲く花 | 19 | ||
日本の野菊 | 42/43 | ||
野草の名前 秋/冬 |
141 | ||
植物分類表 | 234 | ||
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全体および花の清楚さはハマギクより上かもしれない。花の右下に写る葉はハマギクのもの。分布が重なる場所ではこのように混成していることが多い。記録はまだないが近縁な両者の雑種も現れるかもしれない。 2009/10/23 茨城県 |
何年前だったか、青森への出張にかこつけて各駅停車で八戸に向かったことがあった。三陸の海岸をJR、三陸鉄道と巡る旅。停車した小さな無人駅の後ろに一面の野菊が真っ白な絨毯を広げていた。おそらくはコハマギクと思われるのだが気がついた瞬間にドアが閉まり、結局は正体不明のまま現在に至っており、未だに再訪は果たせていない。
太平洋側では茨城県北部より北にしか見られないため、電車一本とはいえなかなか見に行くことはできない。今年はある湿原への訪問にかこつけてこの場所も教えたので、都合さえ合えば車で行くことはできるようになった。
そうは言ってもこちらは平日、向こうは休日の休みなのでそうそうあうわけもなく、結果今回の訪問となった。10月初旬の様子からすればもう咲いているかと思ったのだがまだ咲き始め。ハマギクは盛りを少し過ぎたくらいなので、ハマギクより遅いという判断でいいと思う。
南限はハマギクより北で遠く北海道まで分布が広がる。ハマギクより小さいからコハマギクというそうだ。ハマギクの茎は完全に木質化するため間違うことはないだろう。
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