山林落葉亜低木(夏緑多年草)

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コウヤボウキ高野箒

Pertya scandens (Thunb.) Sch.Bip. oNLINE植物アルバム コウヤボウキのページへ
キク科コウヤボウキ属
コウヤボウキ 頭花 別名 タマボウキ(玉箒)
分布
花期 9〜11月
環境省RDB 記載なし
千葉県評価 保護留意(E)
詳細分類 キク亜科コウヤボウキ連
異説など
掲載図鑑
千葉県植物誌 581/590/1037
日本の野生植物
草本3
209
日本の野草 23
山に咲く花 55
樹に咲く花
合弁花・単子葉・裸子植物
488
 
 
 
  
かなり変わった構造をした花で、ぱっと見にはどのようになっているか分かりづらい。
2004/11/09 千葉県

高野山でこの枝を集め、箒として使ったことからこの名がある。大きさ的には90センチぐらいの長さになるようなので、箒として使うには申し分ない。
書籍によって扱いが様々だが、本項は千葉県植物誌と同様亜低木を採用した。これは木でありながら枝が木質化せず太くならないものを言い、ハマギクやナガバノコウヤボウキなどのキク科の低木に多く見られる。また、コウヤボウキの枝の寿命はせいぜい2年のため、この点で夏緑(落葉)多年草と扱われることも多い。
ナガバノコウヤボウキとは本年枝の先端に花をつける点、葉が卵形で互生する点などで見分けがつく。
これとカシワバハグマの雑種とされるカコマハグマと呼ばれる種類があるが、この森で混生しているにもかかわらず、未だに雑種と思えるものを見たことがない。確実にあると思われるので今後も探し続けたいが、つくばエクスプレスの駅が至近にできるため、開発される可能性も高い。

コウヤボウキ top コウヤボウキ 横から コウヤボウキ 全体 コウヤボウキ 痩果と総苞 コウヤボウキ 本年枝/前年枝/新芽
TOP 頭花/横から 全体 痩果と総苞 本年枝/前年枝
新芽

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