| Melissa officinalis L. |  |
| シソ科コウスイハッカ属 |
道ばた夏緑多年草逸出帰化食用(ハーブ)
| Melissa officinalis L. | |
| シソ科コウスイハッカ属 |
 |
別名 | セイヨウヤマハッカ (西洋山薄荷) メリッサ レモンバーム |
| 分布 | ||
| 花期 | 5〜8月 | |
| 環境省RDB | 記載なし | |
| 千葉県評価 | 採集記録なし | |
| 詳細分類 | ||
| 異説など | 本項ではセイヨウヤマハッカで掲載してきたが、Ylistの標準和名、コウスイハッカに変更する。 | |
| 掲載図鑑 | ||
| 畑で栽培したものが歩道に逃げ出したもの。この畑はカミツレなどすでに帰化が報告されているものもあり、逃げ出す可能性が高い。 2005/06/14 千葉県 |
||
尋ね花でよく聞かれる花の一つにシソ科の植物がある。観賞用のほか、ハーブや食用、薬用などと様々な用途で使われるからだろう。この花は昨年、今年と2回別の方から質問を受けたが、いずれも特定に苦労した。何しろ資料がない。ほかのハーブはあるのにこの花の特徴にあうものがないのだ。最初はハッカと同じMenthaの仲間も考えたのだが、顎の形状や花の付き方が異なり、しばらく調べることになった。正体がわかったのは偶然に少年自然の家の花壇に植わっているのを見つけ、葉の香りがレモンのようだったのでその点からようやくレモンバームという名前を導き出した。
各地で野生化しているという話を聞くので本項では逸出帰化とした。近所で野生化しているものもかなりの大株になっている。
ハーブとして利用されるが、香りの成分は乾燥させると飛んでしまうため生の葉を使うことになる。できるだけ開花前の葉を利用するのがいいそうだ。栽培する方に言わせると手間のかからないハーブ、だそうである。
 |
 |
 |
||||
| TOP | 花序 | 葉 |
