湿地一年草
別名 | ||
分布 | 本州・四国・九州 |
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花期 | 8〜10月 | |
環境省RDB | 絶滅危惧IB(EN) | |
千葉県評価 | 重要保護(B) | |
埼玉県RDB | 情報不足(DD) | |
詳細分類 | ゴマノハグサ亜科オオアブノメ連(日本の野生植物) | |
異説など | ||
掲載図鑑 | ||
千葉県植物誌 | 528,538,937,1030 | |
日本の野生植物 草本3 |
103 | |
千葉県植物 ハンドブック |
128,129 | |
レッドデータ プランツ |
105 | |
かなり数の減った水田雑草。サワトウガラシはこの周辺や埼玉県内で確認しているものの、マルバノサワトウガラシはこの場所以外では確認していない。なお上に写っているのはニッポンイヌノヒゲと思われるホシクサ科の植物で、右はヒロハイヌノヒゲと思われる。ここはかつて失われた水田雑草の宝庫だ。 2006/09/23 千葉県 |
掲示板を通じて、色々な人とのおつきあいが増えている。マルバノサワトウガラシはそんな交流から見つけることができた。うちの掲示板だったかどうかはわからないが、サワトウガラシとして投稿された画像を見ているうちに、これはマルバノサワトウガラシではないかと思えてきた。すぐには確認にいけなかったが、確認に行ったanarita氏によるとどうやら2種が混生しているらしい。これはいかんとあわてたものの、そう日程はあうわけが無く、9月の末にようやく実物と対面できた。
花はサワトウガラシより若干小さく、葉の形が違うことで区別できるが、花の大きさについては両者が並んでいるか、スケールをあてるでもしないと同じは何見えてしまう。1cmに満たない小さな花、という点では同じだが。
水田雑草の宝庫でもあるこの場所は開発によって失われるということが確定しており、また希少種が減ってしまう。ランのような目立つ希少種は新聞が取り上げるほどだがこの小さな希少種は開発の名の下に無視されてしまうだろう。水田雑草はとにかく目立たないものが多いため、今後絶滅危惧種に指定されるものも増えることが考えられる。身近に放棄水田があれば、もっと目を向け、希少種探しをして欲しい。
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