野原越年草帰化
別名 | ||
分布 | ヨーロッパ原産 | |
花期 | 3〜5月 | |
環境省RDB | 記載なし | |
千葉県評価 | 一般有害(G) | |
詳細分類 | シオガマギク亜科クワガタソウ連クワガタソウ属イヌノフグリ節(日本の野生植物) | |
異説など | ||
掲載図鑑 | ||
千葉県植物誌 | 525/534 | |
日本の野生植物 草本3 |
111/PL94-5 | |
日本の帰化植物 | 199/PL93-1 | |
帰化植物写真 図鑑 |
303/509 | |
日本の野草 | 181 | |
野に咲く花 | 146 | |
今では日本の早春の風景になってしまったが、れっきとした帰化植物。 2005/03/03 千葉県 |
まだ春とも言えない時期、真っ先に花をつけるのがこのオオイヌノフグリである。日本の花には見られないコバルトブルーの花で、言われれば確かに海外の花っぽいが、どこでも見られるので日本の花と信じている人が多い。本来の産地は西アジアや中近東で、学名persica(ペルシャの=今のイラン)でも分かる。ヨーロッパをはじめ世界中に広く帰化しているので、比較的どこでも見ることができる花だ。
この仲間の和名は漢字を見ればだいたい想像がつくと思うが、ようは実が犬の精巣の姿に似ていることから来ている。いわれてみれば確かにそのように見えるが、なんだかかわいそうな名前である。
最近、タチイヌノフグリとの雑種と思われる個体(仮称オオタチイヌノフグリ)を確認しているが、越年草のため翌年姿を見せない場合が多い。混生している場所があれば探してみると案外見つかるかもしれない。
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