林下夏緑多年草
別名 | ||
分布 | 北海道/本州/四国/九州 | |
花期 | 5〜6月 | |
環境省RDB | 記載なし | |
千葉県評価 | 要保護(C) | |
埼玉県RDB | 準絶滅危惧(NT) | |
詳細分類 | ラン亜科サカネラン連(日本の野生植物) | |
異説など | ||
掲載図鑑 | ||
千葉県植物誌 | 904/914/1085 | |
日本の野生植物 草本1 |
207/PL186-2 | |
日本の野草 | 571 | |
野に咲く花 | 397 | |
山に咲く花 | 404 | |
近隣での初めての確認は文化センターの敷地内。次が団地の真ん中と、およそそぐわない場所だったが、2005年になって、地元でもふさわしい場所で何カ所か確認できた。花は全開せず、このように半開きのこともまれ。 2005/05/15 千葉県 |
日本産のキンラン属は3種類。キンラン、ギンラン、ササバギンランがあり、ほかギンランの変種が3種あるだけだ。地元ではキンランとギンランはすでに20年前に確認し、ギンランは一時期失われていた時期もあったが、このササバギンランだけは近年まで確認できなかった。ギンランの変種以外は地元で確認できたことになる。
確認されたのは3年前(2005年現在)で公共の文化ホールの前庭。続いて、開発を逃れたのか、団地の植え込みの影の木の下、とまぁ、本来生える環境が整っているものの、実際はすぐそばに鉄筋のビルが建っているようなところだった。
2005年は地元を一緒に動ける仲間ができ、おかげでかなりの場所にこのササバギンランがあることが分かった。
基本的には花序直下の苞葉が花序より長く伸びることが特徴だが、伸びない個体もあり、その点ではギンランとくべつがつきにくいばあいがある。このときは葉の裏面が若干ざらざらしていればササバギンランである。毛ではないが毛状突起があるためそのように感じる。ただし、これも微妙なことが多い。
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