ワチガイソウ輪違い草

Pseudostellaria heterantha (Maxim.) Pax
ナデシコ科ワチガイソウ属

	別名
	分布	本州(関東地方以西)/四国九州
	花期	4～6月
	環境省RDB	記載なし
	千葉県評価	採集記録なし
	詳細分類
	異説など
	掲載図鑑
	日本の野生植物草本2	267
	日本の野草	518
	山に咲く花	352







昨年も今年もまともに撮れていない。が、比較的ましな方を。 2005/05/01　群馬県

なんか変な名前だが、由来を聞くともっとかわいそう。江戸時代、名前が分からないこの草を輪違いという印を付けて置いておいたところ、いつの間にかそれが名前になってしまったそうだ。
そんな不幸な生い立ちの花だが、繊細なボディーに違わぬかわいい花をつける。小さい花好きのものにはたまらない。ワチガイソウ属は5種1変種が自生するが、いずれも繊細でかわいいものばかり。あまり混生しないので見分けは容易だが鳴神ではヒゲネワチガイソウと混生しているのをよく見かける。花弁が5枚、幅は広く花茎に毛がある点で見分けがつくはずだ。この仲間はいずれも花期が短く、ちょうどいいシーズンにあうことはなかなか難しい。今後かなり長い付き合いになりそうな花だ。


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