野原1年草全寄生(マメ科、主にシャジクソウ属/キク科/セリ科など)/帰化

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ヤセウツボ痩せ靫

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ハマウツボ科ハマウツボ属
ヤセウツボ 花 別名
原産地 ヨーロッパ
花期 4〜5月
環境省RDB 記載なし
千葉県評価 一般有害(G)
詳細分類
異説など
掲載図鑑
千葉県植物誌 532/544/1032
日本の野生植物
草本3
135
日本の帰化植物 192
帰化植物写真
図鑑
305/510
野に咲く花 154
 
 
 
 
  
花のアップを見ると薄汚れた印象。色素が欠落し、黄色っぽいものをキバナヤセウツボと呼ぶ。
2005/05/07 千葉県

かなり気色が悪い植物である。緑の葉の間からにょきにょきと伸び出す姿はかなり不気味で、最初見たときはキノコかと思った。花を見つけてようやく種子植物であることを確認し、正体を調べることができた。
初見は皇居の土手だが、日本ではじめて確認されたのは千葉県だそうだ。地元でも数年前よりあちこちで見るようになった。この写真を撮影した場所では100本近い個体を確認できる。
マメ科の植物に寄生するため、海外では農作物に被害を与えることもあるそうだが、日本では今のところそのような報告はない。だがこの増え方からすると、近い将来日本でも被害が出ることは間違いなさそうだ。

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