林下夏緑?多年草腐生植物
Cymbidium macrorhizon Lindl. | |||
*Cymbidium nipponicum (Franch. et Sav.) Makino | |||
ラン科Orchidaceaeシュンラン属 | |||
別名 | |||
分布 | 本州(関東南部以西) /四国/九州/沖縄 |
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花期 | 6〜10月 | ||
環境省RDB(00/07) | 絶滅危惧IB(EN)/絶滅危惧II類(VU) | ||
千葉県ランク(04/09) | 要保護(C) | ||
埼玉県RDB | 絶滅危惧IA(CR) | ||
詳細分類 | ラン亜科ラン連(日本の野生植物) | ||
異説など | |||
掲載図鑑 | |||
千葉県植物誌 | 909/922/1087 | ||
千葉県RDB2009 | 307 | ||
日本の野生植物 草本1 | 230/PL205-3 *で記載 |
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山に咲く花 | 381 *で記載 |
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千葉県植物ハンドブック | 204/205 | ||
レッドデータプランツ | 639 | ||
植物分類表 | 39 | ||
この場所は住宅地にほど近い公園だが、サガミランモドキとともにそこそこの数を確認できる。ここでは秋に咲く場合もあるという。 2009/08/08 千葉県 |
摩耶山で見つかったからマヤラン、だそうである。だが、名前に反してどちらかというと深山よりは住宅地に近い林や公園で見つかることが多い。県内で私の知る自生地はいずれも住宅が近くにあるし、ほかの情報でもこの傾向は強い。また、開花時期も夏とされることが多いが、こちらも初夏から秋深まるころまで大きな開きがある。地元のものは6〜7月のピンポイントで咲くがほかの地域のものは盛夏でも秋が深まる前後でも開花する。開花時期を増やし、できるだけ種子をたくさんつくり仲間を増やそうという戦略なのかもしれない。
葉緑体を持たないため栽培は困難なのだが、ランというだけで何も考えずに抜いてしまう輩が多い。ことに公共の公園や花壇からも持っていく人間が増えているのは困ったものだ。花がきれいなだけに杞憂とは決して言えないのが嘆かわしい。
TOP | 全体 | 蕾 | 開花前全体 | 若い果実 | 種子散布後 の果実 |
サガミランモドキ | サガミランモドキ 蕾 |
サガミランモドキ 葉 |
サガミランモドキ 芽吹き |
サガミランモドキ 自生状況 |