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林下夏緑?多年草腐生植物

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サガミランモドキ相模蘭擬

Cymbidium macrorhizon Lindl.Lindl. f. aberrans (Schltr.) Hid.Takah. et Ohba oNLINE植物アルバム   のページへ
*1Cymbidium nipponicum (Franch. et Sav.) Makino f. sagamiense (Nakai) Sugim.
*2Cymbidium aberrans (Finet) Schltr.
ラン科Orchidaceaeシュンラン属 
サガミランモドキ 花のアップ 別名 サガミラン(相模蘭)
分布 本州(関東南部以西)
/四国/九州/沖縄
花期 6〜10月
環境省RDB(00/07) 絶滅危惧IB(EN)
/絶滅危惧II類(VU)
※マヤランのランク
千葉県ランク(04/09) 要保護(C)
※サガミランで記載
埼玉県RDB 絶滅危惧IA(CR)
*1の学名で記載
詳細分類 ラン亜科ラン連(日本の野生植物)
異説など
掲載図鑑
千葉県植物誌 909/922/1087
※和名サガミランで記載
千葉県RDB2009 307
※和名サガミランで記載
日本の野生植物 草本1 230
サガミランを*1
サガミランモドキを*2で記載
千葉県植物ハンドブック 204/205
レッドデータプランツ 639
※2で記載
植物分類表 39
※サガミラン、サガミランモドキを別種として掲載
学術的にはマヤランのアルビノ個体ということになるのだろう。園芸用語でいえば「素心」ということになる。とても美しいのだが栽培は困難なので、採集は厳に謹んでほしい。
2004/04/10 千葉県

このランについてはいささか混乱がある。花が白いものをマヤランの品種サガミランとして花が帯緑色で苞葉の形も異なるものをサガミランモドキC. aberrans (Finet) Schltr.とする考え方。ただ調べた限りではこの2種の差はわざわざ別種として扱うほどではなく、本稿は同一種として扱う。しかも千葉県には似たようなものでさらにタイトウランとしてまたもや別種として記載したものがあった。最新版の千葉県植物誌では=サガミランとしている。混乱を避けるためか、千葉県植物誌ではサガミランを標準として記載しているので右側の項目が黄色だらけになってしまった。過去最高に苦労したページだ。
このような結論になった背景は、この自生地のものは特徴的には記載されたサガミランモドキの方がより近いと思われ、にもかかわらず完全に混生している状態、および千葉県植物誌ではサガミランしか存在しないとしているという2点がある。いずれ遺伝子レベルで解析すれば結論が出るのだろうが、ランといいスミレといいタンポポ(主に千葉県植物誌)といい、なんでもかんでも分けるという考え方は何とかしてほしいものだ。

マヤラン 花のアップ マヤラン 全体 マヤラン 蕾 マヤラン 開花前全体 マヤラン 若い果実 マヤラン 種子散布後の果実
TOP 全体 開花前全体 若い果実 種子散布後
の果実
サガミランモドキ サガミランモドキ 蕾 サガミランモドキ 葉 サガミランモドキ 芽吹き サガミランモドキ 自生状況
サガミランモドキ サガミランモドキ
サガミランモドキ
サガミランモドキ
芽吹き
サガミランモドキ
自生状況

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