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ツルボ蔓穂

Scilla scilloides (Lindl.) Druce oNLINE植物アルバム ツルボのページへ
ユリ科Liliaceaeツルボ属 
ツルボ 花のアップ 8150794 別名 サンダイガサ
(参内傘)
分布 日本全土
花期 8〜10月
環境省RDB(00/07) 記載なし
千葉県ランク(04/09) 保護留意(E)
埼玉県RDB 記載なし
詳細分類 ツルボ亜科(日本の野生植物)
異説など APGIIではキジカクシ科に分類される。
またツルボ科(またはヒアシンス科)として独立させる説もあり。
掲載図鑑
千葉県植物誌 681/688/1053
1136/1137
日本の野生植物 草本1 42/PL35-1
野に咲く花 426-427
野草の名前 夏 211
千葉県植物
ハンドブック
158
雑草や野草が
よーくわかる本
493
雑草や野草の
くらしがわかる本
392-393
植物分類表 58
※キジカクシ科で記載
球根植物の中では比較的普通に見かける花。夏〜秋にかけて河川敷をピンクに染めていることが多い。少々拡大しすぎではあるが、本来の花の大きさは1cmほど。穂状につける花は小さいながら花なり目立つ存在だ。
2009/08/15 千葉県

ツルボにとりつかれたのはいつ頃からだろうか?春と開花前後に葉を出す点も興味が引かれたし、子房の色や葉の出方や数大きさなどいくつものタイプが存在し、それらを細かく分類してみたり、おおざっぱにまとめてみたりと各論が存在する。キタツルボのようなものもあれば(Ylistはsyn扱い)コカイツルボのような地域限定個体(学名なし)もあるのだが、現在の所変種として認められているのは海岸性で大型のオニツルボのみだ。
研究してみる価値はあると思うが、とりあえずは少し暇になってから、ということになろうか。少なくとも我が地元には2タイプ(子房ピンク、葉は花茎と同時展開/子房は白、葉はがっしりして花茎伸展時にはないかごく短い、前者より明らかに花期が遅い)が混成しているのだが。
現時点で取り上げられるのは海岸型、オニツルボ、そしてキタツルボっぽい地元の個体で、コカイツルボ(開花期に葉がなくひょろ長い)についてはなぜかまともな写真が見つからないので、2010年中の対応と言うことになりそうだ。コカイツルボは河川敷の斜面林などやや暗い場所に搭乗することが知られ、埼玉県や千葉県でもそれらしい個体は確認している。埼玉については河川敷の斜面林で場所的には申し分なく、コカイツルボの可能性が高い。
ツルボの研究にはまだまだ時間がかかりそうだが、かかりすぎて飽きないことを祈りたい。

ツルボ 花のアップ ツルボ 全体 ツルボ 自生状況 ツルボ 春の葉 ツルボ 開花前 ツルボ 開花前全体 ツルボ 若い果実 ツルボ 熟した果実
TOP 全体 自生状況 春の葉 開花前 開花前全体 若い果実 熟した果実
ツルボ 種子 ツルボ 黒穂病感染個体 ツルボ 変異型 ツルボ 変異型全体 ツルボ 海岸型 ツルボ 海岸型自生状況 シロバナツルボ
種子 黒穂病感染個体 変異型 変異型全体 海岸型 海岸型自生状況 シロバナツルボ

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